線型代数を道具として使いたい人へ


三宅敏恒『入門線形代数』培風館、1991。

本書の構成は高校数学の参考書そのもので、
初学者には分かりやすいと思います。
さらに色刷りが用いられていることから、読み易くなっています。

また著者が述べているように、
本書は数学を道具として使いたい人への線型代数の入門書です。
そのため例題や問題は具体的なものが多く、
手を動かして計算することにより手法を身に付ける事ができます。

説明は実行列や R 上のベクトル空間に限っており、
必要最低限のことが書かれているので少し物足りない気がしますが、
全体で 148 ページと薄い本なので気軽に始められる入門書だと思います。