楽しく論理を学ぼう!


中内伸光『数学の基礎体力をつけるためのろんりの練習帳』共立出版、2002。

本書はタイトルに「数学」とあるように、
数学を学ぶために必要となる論理について書かれています。

数学科で必要となるのは論理力で、物事を論理的に考えなければなりません。
そのため、本格的な数学を学ぶ前に先ず、論理 (logic) を学びます。

論理記号を使って、命題の否定を考えたり、命題の真偽を確かめるので、
慣れれば形式的に命題を操作できるようになります。
前半は命題論理や述語論理ですが、後半から ε-δ 論法や集合論の基礎について書かれており、
数学の入門としてお薦めです。

また、例題や演習問題の解答が丁寧で、読者に対して親切だと思います。
全体を通して内容は良く、この本で勉強すれば基礎を身につけることができるでしょう。

そして、著者の親父ギャグに所々遭遇しますが、それはそれで良い感じになっていると思います。